佐賀の史跡と七賢人


 佐嘉神社 
松原神社と隣り合わせにあり、祭神は佐賀藩
 10
代藩主鍋島直正、11代藩主直大公を合祀。
 松原神社 
藩祖直茂、その夫人、先祖を合祀。直茂公の
法名に因んで日峰大明神ともいい、日峰さん
として親しまれている。

 佐賀城跡 
鍋島36万石の居城跡に現存する「鯱の門」(国
 重要文化財) 通常の門とは違い両側の石垣に
櫓を渡した入母屋造の渡櫓城門。
 佐賀城本丸歴史館  
幕末・維新期の激動の時代にもっとも輝いた
佐賀藩とその先人たちの偉業を分かりやすく
伝える施設として平成16年に佐賀城本丸跡に
天保期の佐賀城本丸御殿を復元し、開館した。

 本行寺 
1510年ごろ龍造寺胤家
が開いた佐賀市最大の
日蓮宗寺院。明治の元勲江藤新平の墓がある。
 大隈重信旧宅 
国史跡の指定を受け、天保以前の建物で
貴重な遺跡である。

 高伝寺 
鍋島家の菩提寺。龍造寺家代代の墓と鍋島家
  歴代の墓がある。
与賀神社
欣明天皇の代に創建。丹塗の楼門、鳥居、
石橋はともに国の重要文化財。社殿南の大楠
  は樹齢1400年の県指定の天然記念物である。

乾亨院
佐賀の役で戦死した官軍兵士の墓地で、豪壮な
大理石の石碑3基に戦死者107名の所属と名前
が刻まれている。
龍造寺隆信誕生地
戦国時代、肥前肥後、筑後筑前、豊前の五国と
壱岐對馬の2島の太守となり、島津、大友氏を
凌いだ武将である。

大木喬任誕生地
大木公園となっており、園内には喬任と
子息の達吉二人の記念碑と旧宅がある。
万部島祈祷石塔群
龍造寺の法華経一万部の読経に始まり、
鍋島藩になってからも続き、歴代藩主は
石碑も建て国家安泰、武運長久を祈願した。

徴古館
鍋島12代当主直映により昭和2年に創建された。
当時最も近代的な建築様式で、郷土資料館として
社会教化に大きな役割を
果たした。

   佐賀の七賢人 (幕末から明治にかけて活躍した七人の佐賀人)

大木喬任と連盟で江戸遷都を
建議。初代司法卿。参議。
佐賀の役を起し、処刑される。
10台藩主。西洋文明を取り入れ
反射炉の設立、種痘を我が子に
試みた。北海道開拓使長官など
新政府の参与、制度取調局判
事、外務卿。板垣らと民選議員
設立建白書を提出。
民部大輔、大蔵大輔など歴任。
立憲改進党を結成し総理。
早稲田大学を創立。

江戸遷都を建白。参与、東京府
知事、民部卿、文部卿、司法卿
を歴任。
蝦夷開拓使主席判官となり札
開拓を決定。佐賀の役で処
される。
三重津海軍所を創立し海軍取
調方附役。海軍を英式に決定。
大蔵卿、農商務相を歴任。
赤十字
事業の生みの親