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| 原田宿の起こりは明らかではないが、島原の乱鎮圧に向かった松平信綱 の軍勢が寛永１５年（１６３８）に原田に宿泊したと言う記録があるので、 この頃には宿場は出来ていたと考えられる。初代の代官は小河内蔵允で、 黒田藩筑前の国に１万２千石の領地を与えられていた。 この宿場には名物「はらふと餅」があり、険しい三国坂や冷水峠をこえるため、 ここで腹ごしらえをしたそうである。 現在の原田宿は原田駅周辺の開発により、昔の情景は一変し、真新しい 宿場通りが出来ている。 |