佐賀〜牛津


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 佐賀宿の西の構口・高橋を渡ると、国道207号線が長崎街道となる。
 そこから1km強歩くと、罪人と別れなければならなかった「別れの松」につく。 ここから脇道に入り、1km程行くと、国道207号線と交わり、左側に佐賀県立森林公園が現れる。
 この公園は31.6ha大きさがあり、広大な芝生広場もほか、プロ野球が行われる立派な野球場やテニスコート、アスレチック施設などが設けられている。
 この地は、昔、刑場があったところで、さぞかし淋しい場所であったことだろう。 
 森林公園を過ぎると直ぐ嘉瀬川に着く。かの有名な佐賀インターナショナルバルーンフェスタの行われるところである。 
 嘉瀬川を渡り日陰もない国道207号線の歩道を4kmほど歩くと牛津宿である。

別れの松

早朝、白衣をまとい刑場に曳かれる罪人が、ここで見送る肉親や知人と永遠の別れの水盃を酌み交わしたところ。
明治になり、嘉瀬の刑場は廃止されたが「別れの松」は代々植え継がれ今に残っている。
嘉瀬川

昔の橋はこの嘉瀬橋の後方にあった。前方は上流方向で右側の河川敷はバルーン大会が行われる場所である。
旧家堤家と追分石

久保田宿の古い建物堤家(最近取り壊されスーパーになっている。)
追分石

堤家の門内にある追分石(武雄と唐津の分岐点)
香椎神社

安元3年(1177年)頃、肥前国香椎宮の分霊を勧請して創建したものである。
肥前の鳥居の後方にある四脚門は江戸時代初期の作といわれ、屋根は切妻造、本瓦葺で、角柱は自然石を基石として建てられており、佐賀県の重要文化財に指定されている。
香椎神社の天井絵馬
祇園社

1846年以前に創建され、祭神は素戔鳴尊で疫病消除の神として信仰が厚かった。
牛津の千手観音堂
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