轟木〜中原


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 轟木宿の入り口、番所川を渡り日子神社を右に見ながら1kmほど歩くと国道34号線に出る。
 ここを横断して工場が疎らに建つ地域を通り、朝日山の麓に広がるBSカントリークラブの中を走る道を2kmほど歩くとまた国道34号線に出る。
 これを渡って直ぐのところに綺麗に飾られた六地蔵が祀られていて、この地の人達の信仰の深さがうかがわれる。
 ここから1kmぐらい、昔風の民家が建ち並ぶ1車線の道を歩くと、また国道34号線にぶつかる。約1km国道34号線を歩き佐賀競馬場を左に見ながら、また旧道に入る。
 水草が茂る五反三歩池を通り、太刀洗峠、そして長崎街道中原宿と書かれた標識から国道34号線を離れ、長崎街道に入る。
 ここからは点々と道沿いにお地蔵さんが祀られており、昔から多くの人達がお地蔵様に願いをかけてきたことが分かる。

六地蔵

この六地蔵は文化5年(1808)に建てられたもので、ここは村田宿の東入口にあたるため、往来の人々を守護するとして建てられた。
村田八幡宮

天文年間(1532〜1555)の創建と伝えられ、江戸時代は村田鍋島家(6000石)の惣社であった。
正面の鳥居は笠木の両端が大きくそり返った肥前の鳥居である。

この神社の神幸祭には村田浮立が盛んに執り行われている。
五反三歩池

江戸時代初め成富兵庫によって造られた「かんがい用水池」である。
現在、水草で覆われているが、満水面積はおよそ2町6反で、村田、江島、三島、北茂安など水田約100町歩(ヘクタール)を潤している。
中原宿への街道

太刀洗峠を過ぎて直ぐ国道34号線を左に入ったところに「長崎街道中原宿入口」と刻まれた石柱である。
恵比寿像

中原町にはたくさんの地蔵尊が祀られているが、長崎街道沿いか、商業にちなむ恵比寿さまが祀られている。
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