彼杵〜松原


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 彼杵宿を出ると直ぐ本町の万部塔彼杵川の右岸にある。 
 下川橋を渡り、少し歩くと、左手にひさご塚が見える。立ち寄ってみたが、資料館まで建てられた立派な歴史公園である。
 ひさご塚を過ぎて2〜300m歩く。
 これから先、松原宿までは山裾が迫った大村湾に沿う狭いところを走る道である。
 ある所は海岸の狭い平坦地を、ある所は拡幅された国道34号線を、そして海まで山がはみ出したところはその上に造られた街道を通り、美しい大村湾を右に見ながら心の晴れる思いで歩くことが出来る。
 駕籠立場跡の北、平原一里塚から見る大村湾は特別で、北西方向に針尾の無線塔も見え素晴しい眺めだ。
 餅の浜のJR踏切を渡るとさや御前の祠や鹿の島を右に見て松原宿に着く。

本町の万部塔

彼杵川・下川橋の右岸に建つ石塔で、石柱には南無妙法蓮華経と刻まれている。
大村藩領域に千部塔、万部塔が多くあるのは、大村藩ではキリスト教に替え日蓮宗を信仰したところに由来するのではなかろうか。
ひさご塚

ひさご塚の有る一帯を歴史公園「彼杵の荘」と言い、ひさご塚のほか、歴史館や文化館などがあり、彼杵の歴史、彼杵宿、祭・芸能などが詳しく展示、説明されている。
名切の石塔・石祠

国道34号線の山側にひっそりと祀られている。昔の街道と思われる。
日審上人霊場

石碑には「牛の頭 壷日審上人霊場」と刻まれている。
六地蔵と千部塔

元和3年と刻まれた六地蔵と寛文4ねん(1664)建立の千部塔が並んで建って入る。
柴取石

長崎街道脇に「柴取石」と書かれた建っており、柴取石はその横奥の鬱蒼とした木立の中にある。
駕籠立場跡
串島城跡入口

右に行くと江串島三郎入道挙兵の串島城跡へ、左の道は長さか街道である。
清水坂下千部塔

この碑の手前は国道34号線で、その道路脇1mほど下に建てられている。 
餅の浜の長崎街道

長崎街道はJR大村線を渡り、さや御前の祠が建っている岬方向へと進む。
無量寺

浄土宗のお寺で、キリシタンに焼き討ちされた後、万治3年(1660)この地に建てられた。
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