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小田宿を過ぎると間もなく右手に馬頭観音堂がある。これから北方宿までの長崎街道は国道34号線の北側を沿うように走っている。 大町町を中心としたこの一帯は、昭和の初期から昭和44年の杵島炭鉱閉山まで、石炭産業で活況を呈していたが、今ではボタ山が残るだけの静かな町となっている。 この町並みを3kmほど歩くと国道34号線上の大町町と北方町の町境・赤坂から右方向に200mほどの堤防が見える。江戸末期に灌漑用水池として造られた焼米溜池である。昔、この辺りを焼米宿といい、船運に恵まれた船津で旅籠、船宿のほかに日曜雑貨店が十数件ある庶民の宿場であった。 これを過ぎ500mほど行くと塩田道と伊万里・平戸道の分岐点、即ち追分にぶつかる。私たちは伊万里・平戸道を国道34号線沿いに旧長崎街道を木ノ元・高野と昔風の町並みを2〜3km歩いて北方宿に着いた。 |
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