山家〜原田


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 筑前山家駅を下り、国道200号線を100mほど北へ歩くと旭化成入り口の看板がある。長崎街道はここから国道200号線を離れ、右へ1車線の町道に入る。
 200mほど行くと西構口があり、これからが原田宿への道となる。
 間片を右折して少し行くと右側に仏像を彫っている作業所があった。なんだかご利益を得た気持ちで通り過ぎ、恵比寿象、敬士義塾跡、二境界石、さらには朝倉街道付近まで閑静な家並みの道を歩く。
 以後、国道3号線の筑紫三叉路までJR筑豊本線、宝満川、西鉄大牟田線を渡り、新興住宅地と化した原田宿に着く。

恵比寿像
敬士義塾跡

立て看板には明治11年杉山三郎平(水戸学派)が塾を開いた。
塾生20〜30名、更に寄宿生もいた。
教科は日本外史、十八史略、四書政記等であった。
杉山三郎平死去のため、明治二十三年閉塾
とある。
二(ふた)境界石

江戸時代、山家宿の下宿として賑わった夜須郡二(ふた)村と御笠郡天山(あまやま)村との郡境に立てられた境石である。
「是より西御笠郡 東夜須郡」と刻まれている。
恵比寿像
猿田彦大明神
筑紫神社

御祭神は筑紫大明神(白日別神、五十猛命),
後世になって、宝満大神、田村大神が祀られた。
筑紫神社は筑紫の国の民にとっては守護神であり、旅人にとっても旅の安全を守ってくれる神として古くから崇敬されたであろう。
現在においても正月などには大勢の人が列を作って参詣している光景が見られる。
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